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MotoGP™

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2016-08-21
第11戦 チェコGP

チェコ・ブルノサーキット

路面:ウェット、気温:17度、観客:82,066人

クラッチロー、初優勝 35年ぶりのイギリス人優勝

 オーストリアGPからの連戦となった第11戦チェコGPは、MotoGPクラス6年目のC・クラッチロー(ホンダ)が、MotoGPデビュー戦から98戦目、イギリス人としては1981年のスウェーデンGPで優勝したバリー・シーン以来、35年ぶりの優勝を達成した。

 天候に恵まれたフリー走行でクラッチローは、思うような走りが出来ず、フラストレーションをためていた。土曜日のフリー走行ではマシンを大破させる転倒を喫し、セカンドバイクで挑んだ予選ではなんとか10番手。2012年の初表彰台を獲得した得意のブルノとしては、まったく、精彩を欠く走りだった。  しかし、ウエットコンディションとなった決勝では、それまでの鬱憤を晴らす快走に転じた。グリッド上で前後にハードレインを選択。「5周目くらいまではタイヤが温まらなくて、どうしようかと思った」と15番手までポジションを落とすが、それからは徐々にペースアップ。中盤にはみるみるポジションを上げてトップグループに肉薄。16周目には4周目から15周目までトップを走ったA・イアンノーネ(ドゥカティ)をパスして首位に浮上。それから2番手以下をぐいぐい引き離し、22周のレースで真っ先にチェッカーを受けた。

 初優勝の喜びに顔をくしゃくしゃにしたクラッチローは、「序盤は本当にどうなるかと思ったが、路面が乾き始めてからは自分のタイヤ選択が正しかったと思った。昨日の転倒でチームとホンダに迷惑を掛けてしまった。初優勝までの6年は長かったが、こうして優勝してみればもう過去のこと。最高の気分」と喜びを爆発させていた。  今大会もタイヤの選択が明暗を分けることになった。グリッドに並んだ20台のうち、前後ハードレインを選択したひとりのクラッチロー。ギャンブル的なタイヤ選択が大きな勝利を手にすることになった。

 そのクラッチローを追ったのは、リヤにハードレインを選択したV・ロッシ(ヤマハ)だった。予選6番手から序盤は12番手までポジションを落とす。「オープニングラップは、右から左からばんばん抜かれた。タイヤの選択を間違えたかと思った」という出だしとなったが、路面が乾き始めてからは、クラッチロー同様、ペースを上げることに成功。「とても長いレースだったが、最後まで集中して走ることが出来た。序盤はどうなるかと思ったが、最後は素晴らしい結果になった」と、総合首位のマルケスとの差を57点から53点に縮め、さらに、今大会17位に終わったJ・ロレンソ(ヤマハ)に6点差をつけて総合2位に浮上。満面の笑みを浮かべた。

 今季5回目のPPを獲得したM・マルケス(ホンダ)が粘り強い走りで3位でフィニッシュ。マルケスが選択したのは前後ソフトコンパウンドのレイン。オープニングラップにトップに立つと、2周目以降は、A・ドビツィオーゾ、イアンノーネ、S・レディングのドゥカティ勢に続いて4番手を走行していた。マルケスは「今日は”フラッグ・トゥ・フラッグ”のレースになると思っていた。でも、思ったよりも乾きが遅く、10周を過ぎたころからタイヤをセーブすることにした。カルとバレンティーノのペースにはついていけないと思ったが、前を走るイアンノーネとバルベラの戦いに集中した。ラスト3周で3位に上がり表彰台を獲得できた」と喜びを爆発させていた。  総合2位に浮上したロッシとは、4ポイント縮まり53点差となったが、総合3位にダウンしたロレンソとの差は59点へ。タイトルを争う二人に50点以上のリードを築き、2年ぶり3回目のタイトル獲得に向けて、また一歩前進することに成功した。

 予選17番手。オープニングラップ17番手のL・バズ(ドゥカティ)も前後ハードレインを選択。得意とするウエットレースで猛列に追い上げてベストリザルトの4位でフィニッシュ。H・バルベラ(ドゥカティ)がベストタイの5位。E・ラバティ(ドゥカティ)がベストリザルトの6位。D・ペトルッチ(ドゥカティ)が7位、終盤タイヤの消耗で大きくポジションを落としたイアンノーネが8位とドゥカティ勢が続き、M・ビニャーレス(スズキ)が9位、前後ハードレインを選択したT・ラバット(ホンダ)が10位だった。

 予選2番手のロレンソは、ロッシと同じ、フロントにソフト、リアにハードを選択するもペースが上がらず、2度のマシンチェンジで17位。ノーポイントに終わり総合3位へとポジションを落とした。

Po. No. Rider Team Motorcycle Time Support
1 35 カル・クラッチロー LCR Honda Honda RC213V 47'44.290 NGK
2 46 バレンティーノ・ロッシ Monster Yamaha motoGP Yamaha YZR-M1 +7.298 NGK
3 93 マルク・マルケス Repsol Honda Team Honda RC213V +9.587 NGK
4 76 ロリス・バズ Avintia Racing Ducati Desmosedici GP15 +12.558  
5 8 エクトル・バルベラ Avintia Racing Ducati Desmosedici GP15 +13.093  
6 50 ユージン・ラバティ Aspar Team MotoGP Ducati Desmosedici GP15 +13.812  
7 9 ダニロ・ペトルッチ OCTO Pramac Yakhnich Ducati Desmosedici GP16 +23.414 NGK
8 29 アンドレア・イアンノーネ Ducati Team Ducati Desmosedici GP16 +24.562 NGK
9 25 マーベリック・ビニャーレス Team SUZUKI ECSTAR SUZUKI GSX-RR +24.581 NGK
10 53 ティト・ラバト Estrella Galicia 0,0 Marc VDS Honda RC213V +37.131 NGK

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