• モータースポーツ
  • イベント
  • キャンペーン
  • 動画・マンガ
  • スケジュール

エンタメSPARK!トップ > モータースポーツ > MotoGP™

MotoGP™

ポイントランキング

2016-06-26
第8戦 オランダGP

アッセンサーキット

路面:ウェット、気温:15度、観客:105,000人

ミラー、初優勝 サバイバルレースを制す

 第8戦オランダGPは、断続的に雨が降る最悪のコンディションの中で行われ、14周を終えて雨足が強くなったことから赤旗中断となった。再開されたレース2は、残り周回数の12周で行われ、20台がグリッドにつき、完走13台という厳しい戦いとなった。

 その戦いを制したのは、予選19番手から決勝に挑み、レース1で8番手につけたJ・ミラー(ホンダ)だった。MotoGPで2年目のシーズン。最高位は前戦カタルーニャGPの10位。上り調子でオランダGPを迎え、フリー走行は14番手。雨の中で行われた予選は転倒を喫し19番手だったが、「ドライもウエットも気持ち良く乗れている。今回はいいレースが出来そうだ」とコメント。初のシングルフィニッシュに期待を膨らませていたが、大荒れのレースで、まさかの初優勝を達成した。

 優勝候補のワークス勢が序盤に次々に転ぶという難しいコンディションだった。2周目には2番手を走るA・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)が転倒。そして首位のV・ロッシ(ヤマハ)も3周目に転ぶ。これで、M・マルケス(ホンダ)がトップへ。そのマルケスをピタリとマークしていたミラーが、4周目の最終シケインで首位に浮上。それからジリジリとマルケスを引き離すと、12周のレースで念願の初優勝を達成した。  ただひとりだけリアにハードタイヤをチョイス。完全にウエット仕様のセッティングでグリッドに並んだ。それが見事に功を奏しライバルを圧倒した。  「なんて言っていいのかわからない。信じられない気持ちだ。今日は目の前で次々に転倒者が出た。それを見て、リスクを冒さず、コンスタントに走ろうと集中した。マルケスを抜いた後、初優勝という言葉脳裏をかすめたが、それを封印して走った。サポートしてくれたみんなに感謝したい。本当に嬉しい」と表彰台で感激の涙を流していた。

 ミラーに優勝をさらわれたマルケスは、「ジャックが優勝しようとプッシュするのはわかっていた。だから前に行かせて、さらに3番手との距離を見ながら2番手をキープすることにした。こういうコンディションでは、多くのポイントを稼ぐか、失うかのどちらか。チームからは、出来る限りポイントを失わないようにと40回ぐらい言われたし、目の前でドビツィオーゾとバレンティーノが転んだので無理をしないことにした」と、チャンピオン争いをするロッシが転倒、J・ロレンソ(ヤマハ)も大きく順位を落としていることから2位狙いの走りに徹した。「今日の2位は優勝したような気分だ」とポイントでリードを広げることに成功、満面の笑みだった。

 3位には、S・レディング(ドゥカティ)で、P・エスパルガロ(ヤマハ)とのし烈な戦いを制した。予選で、レディングはウエットコンディションで初のフロントロー獲得となる3番手につけた。決勝でも転倒者が続出する中で着実にポジションを上げ、終盤のP・エスパルガロとの戦いは、「表彰台を得るためにリスクを冒した」と、思い切りの良さが表彰台獲得につながった。  昨年も”フラッグ・トゥ・フラッグ”となったサンマリノGPで3位表彰台に立っている。難しいコンディションでまたしても表彰台に立ったレディングは、「レース1は前が見えなくなるくらいひどいコンディションだったし赤旗中断は正しい判断だった。レース2も転倒者が多くて恐ろしいレースだったが、こうして表彰台に立ててすごく嬉しい」と満面の笑みだった。

 4位にはP・エスパルガロで、初表彰台を逃すも今季ベストリザルト。5位にはA・イアンノーネ(ドゥカティ)が続いた。イアンノーネは、前戦カタルーニャGPでロレンソに追突、ペナルティ累積ポイントで最後尾グリッドからのスタートだったが、素晴らしい追い上げを見せた。6位にはH・バルベラ(ドゥカティ)、7位にE・ラバティ(ドゥカティ)、8位にS・ブラドル(アプリリア)、9位にM・ビニャーレス(スズキ)、10位にはロレンソ。ウエットコンディションの2013年のフリー走行で大転倒を喫してからウエットでは精彩を欠くが、我慢の走りで6点を獲得して、失うポイントを最小限にとどめた。

     

 大荒れのレースとなったオランダGP。ウエットコンディションで好調な走りを見せ、マルケスとロレンソとのポイント差を縮めるチャンスだったロッシは、「すごくフィーリングが良かったが、プッシュしすぎた」とがっくり。今季初PPを獲得、レース1、レース2ともにトップグループを走ったドヴィツィオーゾは、「今回はいいレースが出来ると思っていた。完全に自分のミス。言い訳はしたくない」と勝てるレースを逃し、肩を落とした。

     

 C・クラッチロー(ホンダ)も、「転ばなければ勝てたかも」と語り、D・ペドロサは、「宝くじのようなレースだった。1周目に転んでしまったけれど、次のレースのために再スタートを切って最後まで走った」と、ともにレース1で快調にラップを刻んだだけに、悔しそうだった。

Po. No. Rider Team Motorcycle Time Support
1 43 ジャック・ミラー Estrella Galicia 0,0 Marc VDS Honda RC213V 22'17.447 NGK
2 93 マルク・マルケス Repsol Honda Team Honda RC213V 1.991 NGK
3 45 スコット・レディング OCTO Pramac Yakhnich Ducati Desmosedici GP16 5.906 NGK
4 44 ポル・エスパルガロ Monster Yamaha Tech3 Yamaha YZR-M1 9.812 NGK
5 29 アンドレア・イアンノーネ Ducati Team Ducati Desmosedici GP16 17.835 NGK
6 8 エクトル・バルベラ Avintia Racing Ducati Desmosedici GP15 18.692  
7 50 ユージン・ラバティ Aspar Team MotoGP Ducati Desmosedici GP15 22.605  
8 6 ステファン・ブラドル Aprilia Racing Team Gresini Aprilia RS-GP 23.603  
9 25 マーベリック・ビニャーレス Team SUZUKI ECSTAR SUZUKI GSX-RR 26.148 NGK
10 99 ホルヘ・ロレンソ Monster Yamaha motoGP Yamaha YZR-M1 27.604 NGK

NGKはNGKサポートチームです。

ページの先頭へ戻る