MotoGPRACE REPORTS

第1戦カタールGP

2022年3月6日(金)

ロサイル・インターナショナル・サーキット
気温:23℃、路面:ドライ・28℃、湿度:53%

P・エスパルガロ、初優勝を逃すが、幸先良いシーズンスタート。

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RACE REPORT

 2022年シーズンの開幕戦カタールGPは、日没を迎えた午後6時にスタートが切られ、予選5番手から決勝に挑んだP・エスパルガロ(ホンダ)が3位でフィニッシュした。今大会は、レースウイークを通じてコンディションが安定せず、決勝もタイヤの選択が分かれる難しい戦いとなった。

 その中で前後ソフトを選択したP・エスパルガロは、好スタートを切ると終盤まで2位以下にリードを築く。しかし、終盤はタイヤの消耗で、E・バスティアーニ(ドゥカティ)とB・ビンダー(KTM)に抜かれ初優勝を逃した。しかし、開幕戦で表彰台を獲得し、満面の笑みだった。

 

 「レース終盤のペースは本当に限界だった。優勝は果たせなかったが、レースのほとんどでリードすることが出来た。そして3位になった。これまでカタールはあまり相性のいいサーキットではなかったが、今日は自分のポテンシャルをしっかり発揮できた。素晴らしいマシンを作ってくれたホンダに感謝したい」

 昨年は表彰台がわずか1回と苦戦したが、今年は幸先良いシーズンのスタートとなった。

 

 4位にA・エスパルガロ(アプリリア)。そして、予選3番手のM・マルケス(ホンダ)が5位でフィニッシュした。序盤は好スタートを切ってチームメートのP・エスパルガロとランデブー走行。しかし、その後はペースがあがらず、バスティアーニ、ビンダーらとし烈な2位争いを繰り広げ、最終的に5位までポジションを落とした。

 M・マルケスは、決勝前のウォームアップで転倒したことで、本来フロントにはミディアムを選択する予定だったが、安全策でフロントにソフトを選択した。これが終盤の戦いを厳しいものにしたが、「ポルを始め、今日は前を走るライダーたちのペースが速すぎた。今日はフロントのフィーリングに苦しんだのでとにかく完走することを目指した」と我慢のレースでしっかりとポイントを獲得した。

 

 この数年、マシンの開発で苦戦が続いたホンダワークス。ホンダにとっては決して相性の良くないサーキットで3位&5位という結果は、マシンの進化を感じさせるものだった。

 

 予選8番手のJ・ミル(スズキ)が、チームメートのA・リンス(スズキ)を従える形で6位でフィニッシュした。2年ぶりのタイトル獲得に闘志を燃やすミルは、「ウインターテストでマシンの進化を感じた。今日はスタートも良くて序盤はいい走りが出来たが、中盤以降はタイヤのパフォーマンスに苦しんでペースを上げられなかった」と厳しいレースを振り返った。チームメートのリンスも、フロントタイヤのフィーリングに苦戦。完走を目指し、7位でチェッカーを受けた。

 

 J・ザルコ(ドゥカティ)が8位。ディフェンディングチャンピオンのF・クアルタラロ(ヤマハ)が予選11位から9位でフィニッシュした。クアルタラロは、レースウイークを通じて苦戦。「スタートは良かったが、それからタイヤのフィーリングがおかしくてペースをあげられなかった。厳しい戦いだったが最後まで全力を尽くした」と、フラストレーションのたまる走りに厳しい表情だった。

 

 不安定なコンディションにグリッドに並んだ選手たち全員が苦戦。転倒者も多かったが、中上貴晶(ホンダ)が16番手グリッドから10位でフィニッシュ。中上を追ったF・モルビデリ(ヤマハ)が11位。A・ドヴィツィオーゾ(ヤマハ)が14位でポイントを獲得した。

 

 ドゥカティ勢のジャック・ミラーとフランチェスコ・バニャイアは、ともに転倒リタイアだった。予選4番手から決勝に挑んだミラーは、「どうしてなのかはわからないが、ストレートでフルパワーで走れなくなった」とじりじりと後退し、16番手を走行していた7周目に転倒。予選9番手のバニャイアも「レース序盤、加速に問題があって、遅れてしまった」と9番手を走行していた12周目に転倒リタイアだった。

 

RACE RESULT

Po. Rider/Team/Machine Time Support
1

#23 エネア・バスティアニーニ

GRESINI Racing MotoGP / Ducati Desmosedici GP21

42’13.1980  
2

#33 ブラッド・ビンダー

Red Bull KTM Factory Racing / KTM RC16

+0.346  
3

#44 ポル・エスパルガロ

Repsol Honda Team / Honda RC213V

+1.351  
4

#41 アレイシ・エスパルガロ

Aprilia Racing / APRILIA RS-GP

+2.242  
5

#93 マルク・マルケス

Repsol Honda Team / Honda RC213V

+4.099  
6

#36 ジョアン・ミル

Team SUZUKI ECSTAR / Suzuki GSX-RR

+4.843  
7

#42 アレックス・リンス

Team SUZUKI ECSTAR / Suzuki GSX-RR

+8.810  
8

#5 ヨハン・ザルコ

Pramac Racing / Ducati Desmosedici GP22

+10.536  
9

#20 ファビオ・クアルタラロ

Monster Energy Yamaha MotoGP / Yamaha YZR-M1

+10.543  
10

#30 中上 貴晶

LCR Honda IDEMITSU / Honda RC213V

+14.967  

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