MotoGPRACE REPORTS

第10戦ドイツGP

2022年6月19日(日)

ザクセンリンク サーキット
気温 35℃、 路面 ドライ 51℃、 湿度 22%

クアルタラロ、2連勝今季3勝目。タイトル争いリード。

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RACE REPORT

 第10戦ドイツGPは、予選2番手から好スタートを切ったF・クアルタラロ(ヤマハ)が、2位以下に約5秒のリードを築き、今季3勝目。前戦カタルーニャGPからの2連勝を達成した。序盤、今季3回目のPPを獲得したF・バニャイア(ドゥカティ)と首位争いを繰り広げ、何度かポジションを入れ替えたが、4周目の1コーナーでバニャイアが転倒を喫し、それからはクアルタラロの独走となった。

 

 最高気温35℃。路面温度51度。熱風が吹く厳しいコンディションの中で最後まで集中力を切らさなかったクアルタラロは、「今日は最初から最後までとても安定した走りが出来た。レース中は(2番手を走る)ザルコとの差をコントロールしながら走った。30ラップ、ミスが許されないレースだったし、リアタイヤもしっかりマネージメントできた。いろんな意味で素晴らしいレースになった」と喜びを爆発させた。 今大会は体調が悪く、フリー、予選、決勝と走り終えた後は咳が止まらなかった。体力的に厳しかっただけに、最後まで走り切れたことに安堵の表情だった。

 

 序盤、クアルタラロを唯一追い詰めたバニャイアは、これで2戦連続ノーポイント。第8戦イタリアGPで2勝目を挙げた追い上げムードも、2戦連続のリタイアで総合6位にダウン。クアルタラロとの差が91点差に広がりがっくりと肩を落とした。

 

 2位にJ・ザルコ。3位には、A・エスパルガロ(アプリリア)と最終ラップまでし烈な戦いを繰り広げたJ・ミラー(ドゥカティ)で今季3回目の表彰台を獲得した。「今日はこれまでの中でも、もっともハードなレースだった。スタートしてすぐにフリー走行でのペナルティのロングラップをこなし4番手から7番手までポジションを落とした。その後、マルティンとディ・ジャンアントニオを交わし、ビニャーレスはリタイアしたが、アプリリアの2台を抜いた。今日は最後まで全力で攻めることが出来た。いいレースになった」と喜びを爆発させた。 今大会は来季のKTM移籍とドゥカティワークス最後のシーズンになることが発表されたばかり。意地の表彰台獲得となった。

 

 以下、A・エスパルガロ、L・マリーニ(ドゥカティ)、J・マルティン(ドゥカティ)、B・ビンダー(KTM)、F・ディ・ジャンアントニオ(ドゥカティ)、M・オリベイラ(KTM)、そして10位にE・バスティアーニ(ドゥカティ)と続いた。

 

 F・モルビデリ(ヤマハ)は13位、A・ドビツィオーゾ(ヤマハ)が14位とそれぞれポイントを獲得。マルク・マルケス(Repsol Honda Team)の代役として出場のS・ブラドル(ホンダ)が16位だった。

 

 ブラドルは猛暑の中で、右手が熱のためにコントロールできなくなり、右足は熱で火傷するなど厳しいレースとなったが地元ファンの声援を受けてなんとか完走。「厳しいレースだったが、最後まで走れて良かった」と厳しい戦いを振り返った。 今大会、P・エスパルガロがフリー走行で痛めた肋骨の影響でレース中盤にリタイア。A・マルケスはトラブルが出てリタイア。そして、10番手を走行していた中上貴晶も転倒リタイアに終わり、ホンダ勢はノーポイントだった。

 

 スズキ勢は、前戦カタルーニャGPの転倒で左手首を骨折しているA・リンスが、予選を終えて決勝をキャンセル。予選12番手から決勝に挑んだJ・ミルも4周目の1コーナーで転倒しリタイアに終わった。ミルは「タイヤの選択に迷い、最終的にハードを選んだ。序盤はグリップが足りないことは覚悟していたが、ペースを上げようとしたころに他のライダーと接触してラインを外し、フロントから転んだ。本当に残念」と、前戦カタルーニャGPで4位と調子をあげていただけに悔しそうだった。

RACE RESULT

Po. Rider/Team/Machine Time Support
1

#20 ファビオ・クアルタラロ

Monster Energy Yamaha MotoGP / Yamaha YZR-M1

41’12.8160  
2

#5 ヨハン・ザルコ

Pramac Racing / Ducati Desmosedici GP22

+4.939  
3

#43 ジャック・ミラー

Ducati Lenovo Team / Ducati Desmosedici GP22

+8.372  
4

#41 アレイシ・エスパルガロ

Aprilia Racing / APRILIA RS-GP

+9.113  
5

#10 ルカ・マリーニ

VR46 Racing Team / Ducati Desmosedici GP21

+11.679  
6

#89 ホルヘ・マルティン

Pramac Racing / Ducati Desmosedici GP22

+13.164  
7

#33 ブラッド・ビンダー

Red Bull KTM Factory Racing / KTM RC16

+15.405  
8

#49 ファビオ・ディ・ジャンナントニオ

GRESINI Racing MotoGP / Ducati Desmosedici GP21

+15.851  
9

#88 ミゲル・オリベイラ

Red Bull KTM Factory Racing / KTM RC16

+19.740  
10

#23 エネア・バスティアーニ

GRESINI Racing MotoGP / Ducati Desmosedici GP21

+21.611  

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