MotoGPRACE REPORTS

第11戦オランダGP

2022年6月26日(日)

TTサーキット、アッセン
気温 22℃、 路面 ドライ 30℃、 湿度 59%

バニャイア、今季3勝め。ポール to ウイン。

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RACE REPORT

 ドイツGPからの連戦となった第11戦オランダGPは、今季4回目のPPのF・バニャイア(ドゥカティ)が好スタートを切り首位に浮上すると、圧倒的な強さで26周のレースを制した。2位のM・ベゼッキ(ドゥカティ)とは0.444秒差だが、2位争いを繰り広げていたF・クアルタラロ(ヤマハ)が5コーナーで転倒、接触したA・エスパルガロ(アプリリア)がコースアウトを喫したことでバニャイアにとっては楽な展開になった。それからはベゼッキとの差を測りながらの今季3勝目を挙げた。

 

 過去2戦、優勝候補に挙げられながら不運な転倒で連続リタイアに終わっているバニャイアは、「レースウイークを通して良かったが決勝は本当に楽しかった。ドゥカティがアッセンで優勝したのは、08年の(ケーシー)ストーナー以来のこと。久しぶりにこのサーキットでデスモセディチGPを優勝に導けてうれしい。友人で(VR46の)アカデミーライダーでもあるマルコ・ベゼッキと一緒に表彰台に立てたこともうれしい。今日の優勝で気持ち良く夏休みを迎えられる」と満面の笑みだった。 今大会のバニャイアは、フリー、予選と速さでライバルを突き放した。連続ラップのペースは、クアルタラロとA・エスパルガロと互角だったが、好スタートを切って序盤からペースを上げたことが勝利につながった。

 

 2位にはベゼッキで初表彰台。3位にM・ビニャーレス(アプリリア)。序盤、クアルタラロの転倒の影響でコースアウトし、15番手までポジションを落としたA・エスパルガロが4位までポジションを上げた。5位にB・ビンダー(KTM)。そして6位にJ・ミラー(ドゥカティ)と続いた。

 

 予選6番手から6位でフィニッシュのミラーは、予選でライン上をスロー走行したとしてロングラップ・ペナルティを科せられていた。そのため6番手を走行していたミラーは4周目にロングラップ・ペナルティを消化し10番手までポジションを落としたが、そこから6位まで追い上げた。

 

 7位にJ・マルティン(ドゥカティ)。そして、予選14番手のJ・ミル(スズキ)が8位まで追い上げた。「今日のレースの問題点はふたつ。ひとつはスタートに失敗したこと。その後、(ヨハン)ザルコを抜くのに時間がかかりすぎたこと。8位という結果は喜べないが、ペースは良かったし、しっかりポイントも獲得できた。夏休みを前にいいフィーリングで終われた」と納得の表情だった。

 

 9位にM・オリベイラ(KTM)。10位には予選9番手から、前半ミルとランデブー走行となったA・リンス(スズキ)で「スタートに失敗して序盤16番手までポジションを落としたのが痛かった。加えて、カタルーニャGPで骨折した左手首の痛みがひどく辛かったが、トップ10フィニッシュできてよかった」と苦しいレースを完走したことを喜んだ。

 

 予選12番手から12位でフィニッシュの中上貴晶(ホンダ)は、「いいスタートを切って、1周目にいくつかポジションを上げることができた。6番手まで上がれたが、トラックリミットの違反でロングラップ・ペナルティを科せられポジションを大きく落とした。それから追い上げようと思ったが、うまくペースを上げられなかった」と中盤までの好走を活かせず悔しい結果に終わった。

 

 今大会、ヤマハ勢は総合首位のクアルタラロが転倒再スタートを切るも、2度目の転倒を喫しリタイア。「まるでルーキーのような転倒だった。完全に自分のミス」と反省しきりだったが、総合首位をキープした。 F・モルビデリ、D・ビンダーも転倒リタイアに終わり、ヤマハ勢で唯一完走したA・ドビツィオーゾは16位。「スタートで遅れてしまい、最初の3つのコーナーでポジションを下げてしまった。今年はシーズン開幕戦からずっとスタート直後のブレーキングが良くなくて、そのためアグレッシブに攻められず、マシンのポテンシャルを十分に引き出すことができない」と、序盤にペースを掴めず、今回も厳しいレースだった。

RACE RESULT

Po. Rider/Team/Machine Time Support
1

#63 フランチェスコ・バニャイア

Ducati Lenovo Team / Ducati Desmosedici GP22

40'25.2050  
2

#72 マルコ・ベゼッキ

Mooney VR46 Racing Team / Ducati Desmosedici GP21

+0.444  
3

#12 マーベリック・ビニャーレス

Aprilia Racing / APRILIA RS-GP

+1.209  
4

#41 アレイシ・エスパルガロ

Aprilia Racing / APRILIA RS-GP

+2.585  
5

#33 ブラッド・ビンダー

Red Bull KTM Factory Racing / KTM RC16

+2.721  
6

#43 ジャック・ミラー

Ducati Lenovo Team / Ducati Desmosedici GP22

+3.045  
7

#89 ホルヘ・マルティン

Prima Pramac Racing / Ducati Desmosedici GP22

+4.340  
8

#36 ジョアン・ミル

Team SUZUKI ECSTAR / Suzuki GSX-RR

+8.185  
9

#88 ミゲル・オリベイラ

Red Bull KTM Factory Racing / KTM RC16

+8.325  
10

#42 アレックス・リンス

Team SUZUKI ECSTAR / Suzuki GSX-RR

+8.596  

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