MotoGPRACE REPORTS

第12戦イギリスGP

2022年8月7日(日)

シルバーストーン
路面:ドライ 43℃、気温:22℃、湿度:46%

バニャイア、2連勝。今季4勝目。

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RACE REPORT

 シーズン後半のスタートとなった第12戦イギリスGPは、予選5番手から決勝に挑んだF・バニャイア(ドゥカティ)が前戦オランダGPからの2連勝、今季4勝目を挙げた。予選は上位6選手が0.199秒差という大接戦の中で5番手。オープニングラップ4番手につけたバニャイアは、5周目にF・クアルタラロ(ヤマハ)を抜いて3番手へ、7周目にチームメートのJ・ミラーを交わし2番手へ。そして中盤の12周目にA・リンス(スズキ)をパスして首位に浮上すると、そこからは安定した走りでライバルたちの追撃を振り切った。

 

 サマーブレイクを挟んで2連勝のバニャイアは、「今日は勝てるとは思っていなかったし、予選の順位通り、5位以内に入れればと思っていた。今日はフロントにソフトタイヤを選択したかったが、最後まで持つかどうか分からなかったので、ミディアムにした。最初はその決断に満足していなかったが、リアタイヤが摩耗していくにつれてフロントのフィーリングが効果的だった。厳しいレースだったが、すべてのスタッフのサポートのおかげで勝つことができた。自分のキャリアの中でも今日の優勝は最高のレースのひとつ」と満面の笑みを浮かべた。

 

 2位にはM・ビニャーレス(アプリリア)。3位はミラーで今季4回目の表彰台を獲得した。ミラーは予選3番手から終始トップグループを走行、レース中盤にはチームメートのバニャイアとランデブー走行をする。終盤はビニャーレスに交わされたが、予選、決勝と快走を見せた。「5週間という長い夏休み明けのレースで、こうして表彰台に立てて良かった。今日はフロントにソフトを選択したが、リアタイヤが消耗してからは、フロントも厳しく、後半の走りが厳しかった」と語り、バニャイアとフロントタイヤの選択がレース展開を対照的なものにした。

 

 E・バスティアーニ(ドゥカティ)、J・マルティン(ドゥカティ)、M・オリベイラ(KTM)と続いき、予選11番手から好スタートを切り、5周目から12周目までトップを快走したリンスが7位だった。「今日は中盤まではスムースに乗れていた。トップに立ったときもしっかりとコントロールできていた。それが後半に入ってからはリアのトラクションが不足。終盤は一気にポジションを落としてしまった」。2019年の大会では、M・マルケス(ホンダ)とし烈な戦いを制して優勝。以来、3年ぶりの優勝の期待が膨らんだだけに、さすがに悔しそうだった。

 

 予選4番手から好スタートを切り、レース序盤、2番手を走行中に前戦オランダGPの転倒で科せられたロングラップペナルティを消化したクアルタラロは、中盤以降はペースがあがらず8位だった。レースを終えたクラルタラロは、「今日は厳しいレースだった。ロングラップペナルティの後、5番手にポジションを落とした。そこから追い上げようとしたことでリアタイヤがオーバーヒートしてしまった。それからはどうにもできなかった」と悔しそうだった。

 

 以下、A・エスパルガロ(アプリリア)が9位、M・ベゼッキ(ドゥカティ)が10位と続き、今季苦戦を続けるホンダ勢は、中上貴晶が予選21番手からホンダ勢トップの13位でフィニッシュした。「今日はグリッドがひとつ上がって20番手からのスタートだったが、序盤は混戦の中でラインがわからないくらいだった。その後、着実に追い上げたが13位がやっと。ホンダ勢トップでフィニッシュも喜べる順位ではない」と厳しい表情だった。

 

 今大会を終えて、クアルタラロが総合首位をキープ、A・エスパルガロの総合2位はかわらずも、今季4勝目を挙げたバニャイアが総合3位に浮上。クアルタラロとの差は49点に縮めた。

RACE RESULT

Po. Rider/Team/Machine Time Support
1

#63 フランチェスコ・バニャイア

Ducati Lenovo Team / Ducati Desmosedici GP22

40’10.2600  
2

#12 マーベリック・ビニャーレス

Aprilia Racing / APRILIA RS-GP

+0.426  
3

#43 ジャック・ミラー

Ducati Lenovo Team / Ducati Desmosedici GP22

+0.614  
4

#23 エネア・バスティアーニ

GRESINI Racing MotoGP / Ducati Desmosedici GP21

+1.651  
5

#89 ホルヘ・マルティン

Prima Pramac Racing / Ducati Desmosedici GP22

+1.750  
6

#88 ミゲル・オリベイラ

Red Bull KTM Factory Racing / KTM RC16

+2.727  
7

#42 アレックス・リンス

Team SUZUKI ECSTAR / Suzuki GSX-RR

+3.021  
8

#20 ファビオ・クアルタラロ

Monster Energy Yamaha MotoGP / Yamaha YZR-M1

+3.819  
9

#41 アレイシ・エスパルガロ

Aprilia Racing / APRILIA RS-GP

+3.958  
10

#72 マルコ・ベッツェッキ

Mooney VR46 Racing Team / Ducati Desmosedici GP21

+6.646  

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