MotoGPRACE REPORTS

第13戦オーストリアGP

2022年8月21日(日)

レッドブルリンク
路面:ドライ

バニャイヤ、3連勝。今季5勝目。

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RACE REPORT

 第13戦オーストリアGPは、予選2番手からホールショットを奪い、28周にわたり後続を寄せ付けなかったF・バニャイア(ドゥカティ)が今季5勝目、オランダGP、イギリスGPに続き3連勝を達成した。

 

 初日のフリー走行ではやや苦戦したが、予選、決勝と速さを取り戻した好スタートを切ったバニャイアは、序盤はチームメートのJ・ミラー(ドゥカティ)、後半はF・クアルタラロ(ヤマハ)の追撃を受けたが、危なげない走りでトップでチェッカーを受けた。「今大会は初日5番手とあまりいい状態ではなかったが、FP4でいい状態を見つけスピードを上げることが出来た。ただ、フロントにソフトを選択したのがレースを厳しくした。でも優勝することができたし、次のサンマリノGPに向けて最高の気分で終えられた」と満面の笑みだった。シーズン前半戦は不可解な転倒や他者の巻き添えなどで4レースでノーポイント。タイトル争いで大きく後退したバニャイアだが、クラス最多の5勝目を挙げて総合首位で今大会2位のクアルタラロとの差を44点差に縮めた。昨年も後半戦は圧倒的な強さを発揮したバニャイア。これからのタイトル争いと追い上げに注目される。これでドゥカティは、16年にグランプリが復帰してから9回目(スティリアGPを含む)のオーストリアGPで7勝目。予選ではフロントロー独占し、決勝でもライバルを圧倒した。

 

 ドゥカティ勢の速さに苦しんだクアルタラロだが、予選5番手から全力を振りしぼり2位でフィニッシュ。今大会1番の頑張りを見せた。戦いを終えたクアルタラロは、「オープニングラップがうまくいかなかったことでレースを厳しくしたが、それからは自分の力をしっかり出せたと思う。28ラップ、常に100パーセントだった。何度もフロントから転びそうになった。しかし、最後まで集中することが出来た。ペッコには勝てなかったけれど、次のレースに向けて大きな力になった」と、バニャイアに届かずポイントで縮められても、渾身の走りに納得の表情だった。

 

 3位にはミラーで、中盤まではバニャイアとランデブー走行。後半になって追い上げてきたクアルタラロに抜かれたが、3日間を通じて、バニャイアに負けないパフォーマンスを見せた。「今日はペッコについて行こうと頑張ったが、ペッコがペースをあげてからはついていけなかった。終盤、ファビオに抜かれたが表彰台に立ててうれしい。残り7戦、全部のレースで表彰台に立てるように頑張りたい」。来季はKTMに移籍が決まっているだけに、ドゥカティのラストシーズンを最高のリザルトで終える意気込みだ。

 

 以下、L・マリーニ(ドゥカティ)、J・ザルコ(ドゥカティ)、A・エスパルガロ(アプリリア)、B・ビンダー(KTM)、そして8位にA・リンス(スズキ)と続いた。今大会はフリー走行、予選と大接戦。1秒差に19台前後がひしめく厳しい戦いとなり、予選11番手から決勝に挑んだリンスは、序盤の混戦の中からなかなか前に出ることが出来なかった。レースを終えたリンスは、「シーズンを通してレッドブルリンクが、スズキにとって1番厳しいサーキットだということはわかっていたが、予想以上だった。終盤までザルコを追撃する形となり最後まで抜けなかった。今日は8位がやっとだった」と、ストレートが速いドゥカティ、アプリリア軍団の前に苦戦のレースだった。

 

 以下、M・ベゼッキ(ドゥカティ)、J・マルティン(ドゥカティ)と続きここまでがトップ10フィニッシュ。今季、苦戦が続いているホンダ勢は、予選の転倒で最後尾25番手から決勝に挑んだA・マルケス(ホンダ)が好スタートから追い上げて14位。「今日は後方からの追い上げのレースとなり、全力を尽くした。長いレースだったし満足いく結果ではないが、やれることはすべてやった」と納得の表情だった。

 

 PPを獲得したE・バスティアーニ(ドゥカティ)はリタイアだった。

RACE RESULT

Po. Rider/Team/Machine Time Support
1

#63 フランチェスコ・バニャイア

Ducati Lenovo Team / Ducati Desmosedici GP22

42’14.8860  
2

#20 ファビオ・クアルタラロ

Monster Energy Yamaha MotoGP / Yamaha YZR-M1

+0.492  
3

#43 ジャック・ミラー

Ducati Lenovo Team / Ducati Desmosedici GP22

+2.163  
4

#10 ルカ・マリーニ

VR46 Racing Team / Ducati Desmosedici GP21

+8.348  
5

#5 ヨハン・ザルコ

Pramac Racing / Ducati Desmosedici GP22

+8.821  
6

#41 アレイシ・エスパルガロ

Aprilia Racing / APRILIA RS-GP

+11.287  
7

#33 ブラッド・ビンダー

Red Bull KTM Factory Racing / KTM RC16

+11.642  
8

#42 アレックス・リンス

Team SUZUKI ECSTAR / Suzuki GSX-RR

+11.780  
9

#72 マルコ・ベッツェッキ

Mooney VR46 Racing Team / Ducati Desmosedici GP21

+16.987  
10

#89 ホルヘ・マルティン

Prima Pramac Racing / Ducati Desmosedici GP22

+17.144  

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