MotoGPRACE REPORTS

第2戦インドネシアGP

2022年3月20日(日)

プルタミナ・マンダリカ
インターナショナル・ストリート・サーキット
気温:25℃、路面:ウエット・28℃、湿度:98%

クアルタラロ、2位。今季初表彰台。

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RACE REPORT

 インドネシア共和国・ロンボク島に新設されたマンダリカ・サーキットで開催された第2戦インドネシアGPは、激しい雨の影響でスタート進行を1時間10分遅らせての決勝となり、今季初PPを獲得したF・クアルタラロ(ヤマハ)が今季初表彰台獲得の2位でフィニッシュした。序盤は激しく舞い上がる水しぶきの中で厳しい走りを強いられ5番手へとポジションを落とすが、後半に入ってペースあげると11周目にA・リンス(スズキ)、15周目にJ・ザルコ(ドゥカティ)、16周目にJ・ミラー(ドゥカティ)を次々に交わし2番手に浮上。終盤はトップを走るM・オリベイラ(KTM)との差を縮めたが2.2秒届かなかった。

 

 今大会は熱帯インドネシアの高い気温と路面温度を考慮し、27周のレースは20周に短縮されていたが、激しく降った雨の影響で路面の水量が多く、舞い上がる水しぶきで視界が悪く、選手たちを苦しめた。

 

 開幕戦カタールGPで9位と悔しい結果に終わっているクアルタラロは、「ウエットではいつも苦戦するが、今日はいい走りが出来るような気がした。フルウエットでグリップがあれば、自分のポテンシャルはわかっている。でも今日は思っていた以上にうまくいった。チャンスを待ってペースを上げた。フルウエットで表彰台に立つのは初めてだと思うし、それだけに超ハッピー」と喜びを爆発させた。今大会は、ディフェンディングチャンピオンらしく、フリー、予選と圧倒的な速さを披露。ウエットの決勝も豪快に追い上げ、25年ぶりのインドネシアGP、そして初開催となったマンダリカに集まった6万人のファンを喜ばせた。

 

 3位にはザルコ。4位には予選9番手から好スタートを切って序盤トップを快走したミラーだが、終盤ペースを落とし、今季初優勝、初表彰台を逃した。戦いを終えたミラーは、「残念ながら今日は最後までトップをキープするペースがなかった。スタートはうまくいったが、リアのグリップに苦しんだ。フルウエットはずっと走っていなかったので、セッティングが完璧ではなかった。しかし、レース全体を通してペースは安定していた。終盤はもう少し速く走ることもできたが、リスクを負わずしっかり完走しようと思った」と悔しく厳しいレースを振り返った。

 

 5位には予選8番手から好スタートを切ったリンス、6位には予選18番手から猛烈に追い上げたJ・ミルのスズキ勢が続いた。開幕戦からフリー走行で好走を見せるも予選、決勝でなかなか結果につながらないリンスは、「今日はレースが中止になるんじゃないかと思うくらいの雨だったし、5位になれてよかった。とにかく、難しいレースだったのでミスをしないように走った。今週は体調を崩し厳しい走りになったが、しっかり完走しようと思った」と納得の表情だった。

 

 そのリンスに後半追いついたミルは、「後方からのスタートで6位まで追い上げられて良かった。今日はフルウエットのレースになったが周回を重ねる毎にフィーリングが良くなった」と追い上げのレースに笑みを浮かべていた。

 

 F・モルビデリ(ヤマハ)が7位。B・ビンダー(KTM)が8位。A・エスパルガロ(アプリリア)が9位。10位にはルーキーのD・ビンダー(ヤマハ)が入った。

 

 フリー、予選と低迷したホンダ勢は、予選16番手のP・エスパルガロが12位。「今日はレースウイークを通してサバイバルレースだった。2月のテストは好調だったのに、今回はドライではリアのグリップに苦しみ、ウエットの決勝は、後方からのスタートとなり視界が悪くてなかなか追い上げることができなかった。とは言っても、バイクはいいし、もっといいリザルトを残せたんじゃないかと思う。チームには申し訳ない」と苦戦のレースを振り返った。P・エスパルガロとバトルを繰り広げたA・マルケス(ホンダ)が13位。ウエットコンディションに苦戦のF・バニャイア(ドゥカティ)は15位だった。中上貴晶(ホンダ)は予選24番手から19位。M・マルケス(ホンダ)は決勝日朝のウォームアップで激しく転倒し、ドクターストップで今大会を欠場した。

RACE RESULT

Po. Rider/Team/Machine Time Support
1

#88 ミゲル・オリベイラ

Red Bull KTM Factory Racing / KTM RC16

33’27.223  
2

#20 ファビオ・クアルタラロ

Monster Energy Yamaha MotoGP / Yamaha YZR-M1

+2.205  
3

#5 ヨハン・ザルコ

Pramac Racing / Ducati Desmosedici GP22

+3.158  
4

#43 ジャック・ミラー

Ducati Lenovo Team / Ducati Desmosedici GP22

+5.663  
5

#42 アレックス・リンス

Team SUZUKI ECSTAR / Suzuki GSX-RR

+7.044  
6

#36 ジョアン・ミル

Team SUZUKI ECSTAR / Suzuki GSX-RR

+7.832  
7

#21 フランコ・モルビデリ

Monster Energy Yamaha MotoGP / Yamaha YZR-M1

+21.115  
8

#33 ブラッド・ビンダー

Red Bull KTM Factory Racing / KTM RC16

+32.413  
9

#41 アレイシ・エスパルガロ

Aprilia Racing / APRILIA RS-GP

+32.586  
10

#40 ダリン・ビンダー

WithU Yamaha RNF MotoGP Team / Yamaha YZR-M1

+32.901  

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