MotoGPRACE REPORTS

第3戦アルゼンチンGP

2022年4月3日(日)

テルマス・デ・リオ・オンド
気温:26℃、路面:ドライ・44℃、湿度:49%

リンス、3位。今季初表彰台。

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RACE REPORT

 コロナ禍で3年ぶりの開催となった第3戦アルゼンチンGPは、A・エスパルガロ(アプリリア)が優勝。2位にJ・マルティン(ドゥカティ)。そして、厳しい3位争いから抜け出したA・リンス(スズキ)が今季初表彰台獲得なる3位でフィニッシュした。

 

 今大会は前戦インドネシアGPからの貨物機の到着遅延で金曜日のフリー走行がキャンセルとなり、土曜日にフリー走行と予選、日曜日に決勝という異例の2日間開催となった。3年ぶりの開催に加え、短い時間でのセットアップを求められる大会となったが、予選7番手から好スタートを切って序盤4番手につけたリンスは、P・エスパルガロ(ホンダ)とのし烈なバトルを制し、後半は猛追するチームメートのJ・ミル(スズキ)を振り切った。

 

 今季初表彰台獲得となったリンスは「アルゼンチンはMotoGPで初めて表彰台を獲得したGPだし、たくさんのファンの前でまた表彰台に立ててうれしい。欲を言えば、もう少し予選グリッドが良かったらいいレースができたと思う。今年は本当にレベルが高く、ちょっとしたミスも許されない。前のふたりに追いつくにはかなりリスクが必要だったし、今日は3位で満足している」とアルゼンチンGP(20年、21年はコロナ禍で開催中止)で4年ぶりの表彰台獲得を喜んだ。

 

 3戦を終えて9人が表彰台に立つという大激戦。リンスの言葉を実感させるシーズン序盤となっている。

 

 チームメートで予選8番手から決勝に挑んだミルが4位と続いた。ミルは好スタートを切ると、P・エスパルガロ、リンスを追撃。その後、P・エスパルガロが転倒し4番手に浮上、前を走るリンスを激しく追撃したがわずかに届かなかった。厳しい戦いを終えたミルは、「スタートは良かったがいい位置取りが出来ず、序盤に思ったようにポジションを上げられなかったのが影響した。でも、後半はどんどんペースを上げられた。次につながるレースになった」と表彰台を逃すも、今季ベストリザルトに納得の表情だった。

 

 J・ミラー(ドゥカティ)のグリッド降格のペナルティで、予選14番手も13番手グリッドからスタートしたF・バニャイア(ドゥカティ)が今季ベストの5位でフィニッシュした。開幕から苦戦が続いていたバニャイアは、「後方からのスタートだったので今日は5位以内に入ることが目標だったし、それを達成できた。今回は2日間開催となったが、決勝前のウォームアップ(40分間に延長)でいい方向を見つけて去年と同じような感覚に戻ることが出来た。久しぶりにいい走りが出来た」と復活の手がかりをつかみ笑顔だった。

 

 6位にB・ビンダー(KTM)、7位にM・ビニャーレス(アプリリア)、そして8位にはディフェンディングチャンピオンのF・クアルタラロ(ヤマハ)が続いた。クアルタラロは、予選6番手から序盤に12番手までポジションを落としたが、猛列に追い上げた。「序盤にリアのグリップがなくてポジションを落とした。それから追い上げたが今度はリアタイヤの消耗で8位がやっとだった。トップスピードが足りないことはわかっていたが、リアタイヤの消耗もあり、このサーキットでは苦しい戦いを強いられた」と厳しい表情だった。

 

 今大会、苦戦のホンダ勢は、中上貴晶が12位でフィニッシュ。ホンダ勢最上位だった。スペインからアルゼンチンに向かう前のPCR検査で陽性となり一度は大会の欠場が決まった中上だが、その後の再検査で陰性となり急きょ駆けつけての出場。慌ただしい戦いとなったが、予選10番手から好スタートを切って6番手まで追い上げたが、その後はリアタイヤのグリップに苦しんでジリジリと後退。「ポジションを落としてからは自分のペースをキープすることが出来なかった」と厳しい戦いを振り返った。

 

 予選4番手から表彰台圏内を走ったP・エスパルガロは転倒リタイア。A・マルケス(ホンダ)は15位。インドネシアGPのウォームアップの転倒の影響で今大会欠場したM・マルケス(ホンダ)の代役で出場のS・ブラドルは19位だった。

RACE RESULT

Po. Rider/Team/Machine Time Support
1

#41 アレイシ・エスパルガロ

Aprilia Racing / APRILIA RS-GP

41’36.198  
2

#89 ホルヘ・マルティン

Pramac Racing / Ducati Desmosedici GP22

+0.807  
3

#42 アレックス・リンス

Team SUZUKI ECSTAR / Suzuki GSX-RR

+1.330  
4

#36 ジョアン・ミル

Team SUZUKI ECSTAR / Suzuki GSX-RR

+1.831  
5

#63 フランチェスコ・バニャイヤ

Ducati Lenovo Team / Ducati Desmosedici GP22

+5.840  
6

#33 ブラッド・ビンダー

Red Bull KTM Factory Racing / KTM RC16

+6.192  
7

#12 マーベリック・ビニャーレス

Aprilia Racing / APRILIA RS-GP

+6.540  
8

#20 ファビオ・クアルタラロ

Monster Energy Yamaha MotoGP / Yamaha YZR-M1

+10.215  
9

#72 マルコ・ベッツェッキ

VR46 Racing Team / Ducati Desmosedici GP21

+12.622  
10

#23 エネア・バスティアニーニ

GRESINI Racing MotoGP / Ducati Desmosedici GP21

+12.987  

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