MotoGPRACE REPORTS

第4戦アメリカズGP

2022年4月10日(日)

サーキット・オブ・ジ・アメリカズ (オースティン)
路面:ドライ 37℃、気温:26℃、湿度:57%

リンス、連続表彰台。ランキング2位に浮上。

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RACE REPORT

 アルゼンチンGPからの連戦となった第4戦アメリカズGPは、予選5番手のE・バスティアニーニ(ドゥカティ)が今季2勝目を挙げ、予選7番手から追い上げたA・リンス(スズキ)が2位表彰台を獲得した。

 

 オープニングラップ8番手とやや出遅れたリンスだが、それから着実にポジションを上げて、レース中盤には4番手に浮上。後半になると、前半2番手につけていたP.PのJ・マルティン(ドゥカティ)がペースを落としたことで3番手に浮上。さらに終盤になってペースの上がらないJ・ミラー(ドゥカティ)を抜いて2位でフィニッシュした。 前戦アルゼンチンGPの3位に続き2戦連続で表彰台に立ったリンスは、「序盤ちょっと苦戦してポジションを落とした。今日は表彰台は難しいかなと思ったが、ブレーキングを遅らせ、プッシュした。今日の表彰台がスズキにとって500回目。過去から今日までずっと努力を続けてきた関係者にこの表彰台を捧げたい」と記念すべき表彰台獲得を喜んだ。

 

 リンスを追撃し、後半は3位のミラーとの差を縮めたチームメートのJ・ミルが4位でフィニッシュ。一昨年のチャンピオンは今季まだ表彰台がなくやや苦戦しているが、「COTAは苦手なサーキットだが今日の4位はCOTAのベスト。だんだん調子はあがっている」と明るい表情。4戦を終えてスズキは、リンスとミルの安定した走りでチームポイントで首位につけている。

 

 終盤、リンスに抜かれたが3位でフィニッシュしたミラーは満面の笑みだった。優勝は果たせなかったが、レース前半トップを快走し、復調をアピールした。「今日はすべての力を出し切ったし、これ以上の結果は望めなかったかも知れない。今日はトップを走ったがトップグループを抜け出すだけのペースがなかった。終盤、リンスが後ろにいて抜かれてしまったが、今年初めての表彰台なので素直に喜びたい」

 

 今大会は、予選でドゥカティ勢が上位5位まで独占するという快挙達成するも、ワークスは第3戦アルゼンチンGPまでフロントローも表彰台もなく、ニューマシンのセットアップに苦しんできた。しかし今大会、ドゥカティワークスの二人がフロントローに並び、F・バニャイアも5位でフィニッシュとワークス勢が調子を取り戻すレースだった。

 

 怪我から復帰のM・マルケス(ホンダ)が、予選9番手から6位でフィニッシュ。優勝も表彰台にも立てなかったが、ファンを魅了する走りを見せた。マルケスはスタートに失敗して最下位までダウンするも、それから素晴らしい追い上げを見せて6位までポジションを上げた。「メカニカルトラブルでスタートでつまづいた」と語るマルケスだが、「1コーナーからはちゃんと走れた」と20周のレースで18台抜き。高速サーキットのCOTAでこれは驚異以外のなにものでもなく、トラブルがなければ優勝したかも知れない快進撃だった。戦いを終えたマルケスは「今日はスピードがあったし、25ポイント取れたと思うと残念。しかし、後ろから追い上げるレースをとても楽しむことが出来た。6位という結果だが、スピードがあることは確認できた。自信を持って次戦に挑める」と悔しくも納得の表情だった。 第2戦インドネシアGPのウォームアップで転倒し、インドネシアGPの決勝を欠場。その後、モノが2重に見える復視の状態になり第3戦アルゼンチンGPも欠場したが、復帰戦でいきなり周囲を驚かせる快走だった。COTAでは過去7回の優勝を達成している。得意のサーキットで2022年型RC213Vの確認が出来たこともこれからの戦いに大きな効果がありそうだ。

 

 そのマルケスに終盤抜かれ7位でフィニッシュのF・クアルタラロ(ヤマハ)は、「序盤はアルゼンチンと同じでグリップ不足に苦しんだが、なんとか乗り切ることが出来た。レース中のバトルは厳しく激しかったが、マルクとの6位争いは楽しかった。今回は表彰台には立てなかったが、これからに向けて多くのデータを収集できた。次戦からはヨーロッパラウンド。ヤマハの得意とするサーキットが多いから」と、これからの反撃に期待していた。

 

 カタール、インドネシア、アルゼンチン、そしてアメリカと続いた遠征シリーズが、ひとまず終了。4戦を終えて10人が表彰台に立つという大混戦のシーズン序盤だった。

RACE RESULT

Po. Rider/Team/Machine Time Support
1

#23 エネア・バスティアニーニ

GRESINI Racing MotoGP / Ducati Desmosedici GP21

41’23.1110  
2

#42 アレックス・リンス

Team SUZUKI ECSTAR / Suzuki GSX-RR

+2.058  
3

#43 ジャック・ミラー

Ducati Lenovo Team / Ducati Desmosedici GP22

+2.312  
4

#36 ジョアン・ミル

Team SUZUKI ECSTAR / Suzuki GSX-RR

+3.975  
5

#63 フランチェスコ・バニャイヤ

Ducati Lenovo Team / Ducati Desmosedici GP22

+6.045  
6

#93 マルク・マルケス

Repsol Honda Team / Honda RC213V

+6.617  
7

#20 ファビオ・クアルタラロ

Monster Energy Yamaha MotoGP / Yamaha YZR-M1

+6.760  
8

#89 ホルヘ・マルティン

Pramac Racing / Ducati Desmosedici GP22

+8.441  
9

#5 ヨハン・ザルコ

Pramac Racing / Ducati Desmosedici GP22

+12.375  
10

#12 マーベリック・ビニャーレス

Aprilia Racing / APRILIA RS-GP

+12.642  

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