MotoGPRACE REPORTS

第5戦ポルトガルGP

2022年4月24日(日)

アルガルベ・インターナショナル・サーキット
気温:18℃、路面:ドライ・26℃、湿度:70%

クアルタラロ、今季初優勝。2年連続でポルトガルGPを制す。

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RACE REPORT

 ヨーロッパラウンドの初戦となった第5戦ポルトガルGPは、予選5番手から好スタートを切り、4周目にJ・ミル(スズキ)を交わし首位に立ったF・クアルタラロ(ヤマハ)が25周のレースを独走、今季初優勝を達成した。

 

 フリー走行はすべてウエット。予選はウエットからドライになるという難しいコンディション。そして決勝日はドライとなり、タイヤ選択とセットアップが難しいレースとなった。しかし、初日の走行を終えたときに「ちょっといいポイントを見つけた」というクアルタラロは、ウエット、ハーフウエットでセットアップを進め、ドライになった決勝でも素晴らしい走りを見せた。 「この数戦、スタートで出遅れて厳しいレースが続いたが、今日はいいスタートが切れてペースも良かった。スタートから最後まで限界で走った。アルゼンチンやアメリカも同じように限界で攻めた。でも今日はマシンのフィーリングがとても良かった」と満面の笑みだった。  今季初優勝は、昨年のイギリスGP以来、11戦ぶり。昨年のシーズン後半はチャンピオン争いの中で我慢のレースが続いた。タイトルは獲得して最高の気分となったが、レース内容ではフラストレーションをためた。そして心機一転で迎えた今シーズンの序盤は、大きく躍進したライバル勢の前に苦戦が続いたが、ヨーロッパラウンドに入ってやっと本領発揮となった。この優勝で今大会4位になったA・リンス(スズキ)と同ポイントながらも首位に浮上。MotoGP連覇に向けていよいよスタートを切った。

 

 2位には今季初PP獲得のJ・ザルコ。3位にA・エスパルガロ(アプリリア)と続いた。

 

 4位はリンスで、予選23番手という厳しいグリッドから素晴らしい追い上げを見せた。「今日は厳しいグリッドからのレースになった。正直、厳しいレースを予想していたが、今日は自分のポテンシャルを信じていた。いいリズムがあった」と表彰台争いを視野に入れるまで追い上げての4位だった。  前を走るチームメートのミルとJ・ミラー(ドゥカティ)がともに転倒したことにも助けられたが、「昨日は予選でタイヤ選択に失敗して暗い気分だったが、今日はレースを喜ぶことが出来る」とクアルタラロと同ポイントの総合2位に喜びを噛みしめていた。

 

 5位には地元ファンの声援を受けて熱走のM・オリベイラ(KTM)。6位には予選9番手から追い上げたM・マルケス(ホンダ)が入った。序盤はP・エスパルガロ(ホンダ)、E・バスティアーニ(ドゥカティ)、B・ビンダー(KTM)らとし烈な7位争い。終盤は弟のA・マルケス(ホンダ)に追いつき最終ラップに交わした。「今日は序盤はポル、終盤はアレックスとのバトルになったが、ウォームアップからあまりフィーリングが良くなくて完璧な走りが出来なかった」と、今大会も今季表彰台、初優勝には届かず、残念そうだった。

 

 7位のA・マルケスは今季ベストの7番手グリッドから7位でフィニッシュ。その後ろには、予選の転倒で右肩を痛め25番手グリッドから追い上げたF・バニャイア(ドゥカティ)と続いた。厳しいレースとなったバニャイアは「今日の目標は8位でゴールすることだったし、しっかりその目標を達成できた。簡単なことではなかったがクリニカ・モバイルがなんとかレースで戦える状態にしてくれた。ドライになったウォームアップでちゃんと走れなかったのに決勝はすごくリズムが良かった」と最悪の状況からのシングルフィニッシュに笑みを浮かべた。

 

 9位にP・エスパルガロ(ホンダ)。10位にM・ビニャーレス(アプリリア)という結果だった。

 

 今大会は、不安定な天候とコンディションに翻弄されたウイーク。タイヤ選択とセットアップが難しいレースとなり、25台が出場して完走17台という厳しいレースとなった。

RACE RESULT

Po. Rider/Team/Machine Time Support
1

#20 ファビオ・クアルタラロ

Monster Energy Yamaha MotoGP / Yamaha YZR-M1

41’39.6110  
2

#5 ヨハン・ザルコ

Pramac Racing / Ducati Desmosedici GP22

+5.409  
3

#41 アレイシ・エスパルガロ

Aprilia Racing / APRILIA RS-GP

+6.068  
4

#42 アレックス・リンス

Team SUZUKI ECSTAR / Suzuki GSX-RR

+9.633  
5

#88 ミゲル・オリベイラ

Red Bull KTM Factory Racing / KTM RC16

+13.573  
6

#93 マルク・マルケス

Repsol Honda Team / Honda RC213V

+16.163  
7

#73 アレックス・マルケス

LCR Honda Castrol / Honda RC213V

+16.183  
8

#63 フランチェスコ・バニャイヤ

Ducati Lenovo Team / Ducati Desmosedici GP22

+16.511  
9

#44 ポル・エスパルガロ

Repsol Honda Team / Honda RC213V

+16.769  
10

#12 マーベリック・ビニャーレス

Aprilia Racing / APRILIA RS-GP

+18.063  

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