MotoGPRACE REPORTS

第7戦フランスGP

2022年5月15日(日)

ルマン・ブカッティサーキット
路面:ドライ 36℃、 気温:28℃、湿度:41%

ミラー、2位表彰台獲得。アメリカズGP以来、今季2度目。

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RACE REPORT

 第7戦フランスGPは、ドゥカティ勢3人の優勝争いとなり、レース終盤、首位のF・バニャイア(ドゥカティ)を交わしたE・バスティアーニ(ドゥカティ)が優勝した。

 

 2戦連続PPから2連勝を目指したバニャイアは、4周目にチームメートのJ・ミラー(ドゥカティ)を交わし首位に浮上。20周目までトップを快走した。しかし、21周目の8コーナーでオーバーランしたことで首位を譲り、その周の13コーナーで転倒を喫しリタイアとなった。2連勝を自らの転倒で逃したバニャイアは、「クラッシュまでは完璧だった。抜かれた後も自分の方が速かったし、すぐに抜き返せると思ったがミスをしてしまった」と悔しそうだった。

 

 バニャイアの転倒で2番手に浮上したミラーが第4戦アメリカズGP以来、今季2度目の表彰台を獲得した。今季ベストタイの予選2番手から決勝に挑んだミラーは、序盤トップに立ち、その後、バニャイアとバスティアニーニに先行を許したが27周のレースで後続を突き放した。予選では今季初のドゥカティワークス1,2。決勝でも序盤にそのオーダーを実現させたミラーは、「今日はソフトタイヤを選択したので序盤はあまりプッシュしなかったのに10周を過ぎたあたりからタイヤが消耗してきて苦しくなった。しかし、中盤過ぎからはそれに対応する乗り方に変えられた。今日は前を走る二人のペースが速かった。(チームメートの)ペッコと一緒に表彰台に立ちたかった。そしてドゥカティ勢が表彰台を独占できたらよかったのに・・・。でも、これでランキング首位と少しポイントを縮められた」とこれからの巻き返しに闘志を見せた。

 

 序盤8番手と出遅れながら、中盤以降、3番手を走るA・エスパルガロ(アプリリア)を激しく追撃したディフェンディングチャンピオンのF・クアルタラロ(ヤマハ)が4位だった。3年ぶりに観客がサーキットを埋め尽くした今大会。史上最多の11万が入場したル・マンで地元の声援を一身に集めたが、ストレートの速いアプリリアを交わす事が出来なかった。戦いを終えたクアルタラロは、「もっといいレースができると思っていたが、スタートがあまり良くなくて、それからオーバーテイクするのに時間が掛かった。何度も転倒しそうになるほどプッシュした。今日は100%の走りだった」と表彰台に立てなかったが、その熱い走りに地元ファンから大きな拍手が送られた。

 

 5位には、地元のJ・ザルコ(ドゥカティ)。そのザルコを追撃したM・マルケス(ホンダ)が6位だった。フリー走行、予選と今大会も不安定なマシンと格闘したマルケスは、決勝は「セカンドグループの戦いになる」とコメントしていたが、その通りのレースとなった。ザルコに追撃されているときは転倒寸前の滑りもあったが、なんとか堪えてのフィニッシュだった。 「今日は6位か7位くらいかなと思っていたが6位でゴールすることが出来た。でも、先行するライダーたちの転倒がなければ9位だったと思う。今日はとても長く厳しいレースで、後半はプッシュすることができなかった。目標は表彰台獲得だし、さらに前進していくために頑張らなければならない」と苦しいレースを振り返った。 これまで6度のチャンピオンを獲得して絶対王者に君臨したM・マルケス。昨年は怪我から復帰して3勝を挙げたが、今年は7戦を終えて依然として表彰台を獲得できず。ホンダ勢の苦戦を象徴する結果だった。

 

 7位には、前戦スペインGPに続き今季ベストタイの中上貴晶(ホンダ)。P・エスパルガロ(ホンダ)11位、A・マルケス(ホンダ)14位、F・モルビデリ(ヤマハ)15位という結果だった。

 

 序盤トップグループに加わったA・リンス(スズキ)は3周目に転倒、中盤まで4番手を走ったJ・ミル(スズキ)も折り返し点の14周目に転倒。ともにリタイアとなった。中盤まで好走を見せたミルは、「いつもル・マンは苦戦するが今年はうまく走れたと思った。でもフロントタイヤが厳しく転んでしまった」と悔しそうだった。 今大会、スズキは今季限りでMotoGPからの撤退を表明。両選手にとっては、来季の移籍に向けてパフォーマンスを見せる最初のレースだったが。

RACE RESULT

Po. Rider/Team/Machine Time Support
1

#23 エネア・バスティアーニ

GRESINI Racing MotoGP / Ducati Desmosedici GP21

41’34.6130  
2

#43 ジャック・ミラー

Ducati Lenovo Team / Ducati Desmosedici GP22

+2.718  
3

#41 アレイシ・エスパルガロ

Aprilia Racing / APRILIA RS-GP

+4.182  
4

#20 ファビオ・クアルタラロ

Monster Energy Yamaha MotoGP / Yamaha YZR-M1

+4.288  
5

#5 ヨハン・ザルコ

Pramac Racing / Ducati Desmosedici GP22

+11.139  
6

#93 マルク・マルケス

Repsol Honda Team / Honda RC213V

+15.155  
7

#30 中上 貴晶

LCR Honda IDEMITSU / Honda RC213V

+16.680  
8

#33 ブラッド・ビンダー

Red Bull KTM Factory Racing / KTM RC16

+18.459  
9

#10 ルカ・マリーニ

Mooney VR46 Racing Team / Ducati Desmosedici GP21

+20.541  
10

#12 マーベリック・ビニャーレス

Aprilia Racing / APRILIA RS-GP

+21.486  

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