MotoGPRACE REPORTS

第9戦カタルーニャGP

2022年6月5日(日)

カタルーニャ サーキット
気温30℃、 路面 ドライ 55℃、 湿度 47%

クアルタラロ、今季2勝め。独走逃げ切りの得意勝ちパターン。

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RACE REPORT

 イタリアGPからの連戦となった第9戦カタルーニャGPは、今季3回目のフロントローから好スタートを切ったF・クアルタラロ(ヤマハ)が快調にラップを刻み、2位以下に約6秒の大差をつけて今季2勝目を挙げた。第5戦ポルトガルGP以来、独走逃げ切りという得意の勝ちパターンで優勝したクアルタラロは、「今日はスタートから一気に攻めていこうと決めていた。1コーナーではブレーキングが遅れワイドになりそうだったが、なんとか守り切った。それからはリアタイヤのマネージメントにも気を使い、最後までいい走りが出来た」と満面の笑みだった。

 

 前戦イタリアGPでは、ストレートの速さを武器にするドゥカティ、アプリリア勢を相手に苦戦したが、得意とするハードブレーキングとコーナーリングスピードで2位になった。今大会もイタリアと状況は変わらなかったが、スタート直後に1コーナーで発生した多重クラッシュで2位以下にアドバンテージを築けたことが、それ以降の戦いを有利にした。「今日は、スクーターを乗っているようにYZR-M1をコントロールすることが出来た。このマシンが大好きだし、最高に楽しめた」と、気温と路面温度が上がり、タイヤに厳しい条件の中で、ヤマハのハンドリングの良さが活きるレースだった。

 

 2位にJ・マルティン、3位にJ・ザルコとドゥカティ勢が続き、4位に予選17番手から追い上げたJ・ミル(スズキ)が続いた。ミルは、スタート直後の波乱をイン側にラインを取ったことで回避することに成功。「序盤からとても好調な走りが出来た。イエローフラッグの追い越しでペナルティがあり苦しい戦いになったが、今日はうまくレースをコントロールできた。フリー、予選と苦しかったが、決勝で追い上げることが出来た」と3戦ぶりの完走に笑みを浮かべた。

 

 5位にはA・エスパルガロ(アプリリア)で。2位を走行していたが周回数を間違え、最終ラップにスローダウンしたことで5位までポジションを落とした。以下、L・マリーニ(ドゥカティ)、M・ビニャーレス(アプリリア)、B・ビンダー(KTM)、M・オリベイラ(KTM)と続き、A・マルケス(ホンダ)が10位でフィニッシュした。

 

 ホームGPに気合を入れたマルケス弟は、FP4で転倒を喫し、その影響でその後の予選Q1に出場できず、最後尾25番手グリッドからの決勝になった。しかし、好スタートから序盤に快調にポジションを上げると、レース中盤にはオリベイラ(KTM)に続き10番手に浮上。そのまま24周を走り切った。「今日は最後尾から良いスタートを切ることができた。1コーナーのアクシデントでせっかくのアドバンテージを失ったが、でも、あきらめずプッシュし続けた。今日はソフト・コンパウンドのタイヤを選択したので、コントロールが難しかったが、ミスをしないように、スムースに走ることを心がけた」とコメントした。

 

 以下、R・ガードナー(KTM)・D・ビンダー(ヤマハ)、F・モルビデリ(ヤマハ)と続き、J・ミラー(ドゥカティ)が14位だった。「今日は本当に不思議で残念なレース。スタートからゴールまでグリップ不足に悩まされた。今日はハードを選択したが、消耗も激しかった。インからアウトから次々に抜かれ為す術がなかった」とガッカリしていた。

 

 今大会は、スタート直後の1コーナーで、予選12番手から好スタートを切った中上貴晶(ホンダ)が転倒。この転倒に巻き込まれる形で予選2番手のF・バニャイア(ドゥカティ)と予選7番手のA・リンス(スズキ)が、ともにリタイア。中上とリンスが医務室に運ばれた。リンスは左手首を骨折。中上はサーキットの医務室から市内の病院に搬送され、全身をスキャンする精密検査を受けたが骨折などはなかった。

 

 M・マルケス(ホンダ)は、2020年のスペインGPで骨折した右腕上腕の再手術を米国で受けたために、今大会以降を欠場。代役としてS・ブラドルが出場するが、転倒リタイアだった。

RACE RESULT

Po. Rider/Team/Machine Time Support
1

#20 ファビオ・クアルタラロ

Monster Energy Yamaha MotoGP / Yamaha YZR-M1

40’29.360  
2

#89 ホルヘ・マルティン

Pramac Racing / Ducati Desmosedici GP22

+6.473  
3

#5 ヨハン・ザルコ

Pramac Racing / Ducati Desmosedici GP22

+8.385  
4

#36 ジョアン・ミル

Team SUZUKI ECSTAR / Suzuki GSX-RR

+11.481  
5

#41 アレイシ・エスパルガロ

Aprilia Racing / APRILIA RS-GP

+14.395  
6

#10 ルカ・マリーニ

VR46 Racing Team / Ducati Desmosedici GP21

+15.430  
7

#12 マーベリック・ビニャーレス

Aprilia Racing / APRILIA RS-GP

+15.975  
8

#33 ブラッド・ビンダー

Red Bull KTM Factory Racing / KTM RC16

+21.436  
9

#88 ミゲル・オリベイラ

Red Bull KTM Factory Racing / KTM RC16

+26.800  
10

#73 アレックス・マルケス

LCR Honda Castrol / Honda RC213V

+30.460  

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