エンタメSPARK!トップ > モータースポーツ > SUPER GT

SUPER GT

SUPER GT

  • 第1戦
  • 第2戦
  • 第3戦
  • 第4戦
  • 第5戦
  • 第6戦
  • 第7戦
  • 第8戦

ポイントランキング

2020-11-29

最終ラップの劇的な逆転劇で
#100 RAYBRIG NSX-GTが優勝
シリーズチャンピオン

表彰台

 今シーズンの最終決戦となる「たかのこのホテル FUJI GT 300km RACE」が、11月28〜29日、富士スピードウェイにて開催され、最終ラップの劇的な逆転劇で#100 RAYBRIG NSX-GTが優勝、シリーズチャンピオンを手にした。

 11月末という時期ながら、それほど寒さは厳しくはなく、まずまずの冬晴れとなった11月28日土曜日、午後1時15分から始まった公式予選。最終戦とあってノーウェイトのガチンコ勝負の今大会、まずはその前哨戦ともいうべき予選に注目が集まったが、まずはGT300のQ1ではA組で11号車GT-R、52号車GRスープラ、96号車RC F GT3がトップ3。続くB組では55号車NSX GT3がエンジントラブルのために出走できないというトラブルが発生も、6号車86 MC、65号車メルセデスGT3、61号車BRZが上位を占める。
 午後1時48分にはGT500のQ1がスタート。このセッションでは、37号車GRスープラがトップタイムをマーク。これに36号車GRスープラ、38号車GRスープラが続きGRスープラ勢が上位を独占する。

 Q2では、まず午後2時08分に始まったGT300では、52号車GRスープラが従来のレコードを大きく上回る1分34秒665の好タイムでPPを獲得。61号車BRZ、6号車86 MCが続き、上位6台がレコードタイムを破ることに。
 続くGT500のQ2でもレコードタイムとなる1分26秒386を叩き出した37号車GRスープラがPPをゲット。39号車GRスープラ、36号車GRスープラが2〜3番手につけ、さらに38号車GRスープラも4番手に入り、2列目までをGRスープラ勢が奪い、#64 Modulo NSX-GT、#23 MOTUL AUTECH GT-Rが3列目に並ぶ結果となった。

 ドライコンディションながら、前日よりも一段と寒さが厳しくなった29日・日曜。いよいよタイトル争いの最終決戦となる66周の決勝レースが、午後1時にスタート。当初予定された2周に加え、さらにコンディションを考慮してもう1周フォーメーションラップが追加され、65周に減算された戦いの火蓋が切って落とされた。

 オープニングラップ、PPの37号車GRスープラが順当に1コーナーを制するも、6番手スタートから圧倒的なペースで怒涛の追い上げを見せた#23 MOTUL AUTECH GT-Rが、なんとオープニングラップのうちにGRスープラ勢を抜き去り、一気にトップに浮上する。
 しかし、#23 MOTUL AUTECH GT-Rのペースは長くは続かず、徐々にギャップを挽回してきた37号車GRスープラが6周目には首位奪還。一気にペースの鈍った#23 MOTUL AUTECH GT-Rは、その後次々と順位を下げて行ってしまう。
 上位を固めるGRスープラ勢の背後には、7番手スタートの#100 RAYBRIG NSX-GTが徐々に接近。21周目にはついに36号車GRスープラを下して2番手に躍進、翌周にはミニマムの22周でピットへ飛び込む。首位の37号車GRスープラも23周目にピットインし、無交換作戦で先行していた14号車GRスープラを27周目に逆転、再び首位に立つ。2番手に後退した14号車GRスープラは、36号車GRスープラとの攻防の際に接触してしまい、このとき背後につけていた#100 RAYBRIG NSX-GTが一気に2台のGRスープラをオーバーテイク。これで#100 RAYBRIG NSX-GTは2番手に躍進、37号車GRスープラを追う。

 それでも大量リードを築いていた37号車GRスープラの優勝とタイトル獲得は間違い無いと思われていたが、レース終盤にやや37号車GRスープラのペースが落ち、これで#100 RAYBRIG NSX-GTとのギャップは数秒に急接近。37号車GRスープラも最後はプッシュし#100 RAYBRIG NSX-GTのそれ以上の接近を許さず、両者は2秒差のままファイナルラップに突入。37号車GRスープラがトップで最終コーナーを立ち上がり、このまま同車の優勝とチャンピオンが決まったかと思われたが、突如37号車GRスープラはスローダウンしてしまう。
 フィニッシュラインまで残り数百メートルというところでガス欠となってしまった37号車GRスープラの横を、#100 RAYBRIG NSX-GTがすり抜けトップチェッカー。信じられない展開で、#100 RAYBRIG NSX-GTの優勝と逆転でのシリーズチャンピオン獲得が決定、37号車GRスープラは惰性でなんとか2位チェッカーを受けたものの、そのままホームストレートのグリーン上に失意の中、マシンを止めることとなった。
 3位には36号車GRスープラ、4位には#17 KEIHIN NSX-GT、5位に#8 ARTA NSX-GT、6位にはGT-R勢最上位となる#3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-Rが入った。

 一方、GT300では、スタート直後にPPの52号車GRスープラをかわして61号車BRZがトップに立ったが、52号車GRスープラ、6号車86 MC、96号車RC F GT3、11号車GT-R、56号車GT-R、65号車メルセデスGT3とタイトルを争う車両が序盤から接近戦を展開することに。
 9周目、61号車BRZを抜き返した52号車GRスープラが首位に返り咲き、そこからレースをリード。この52号車GRスープラ、65号車メルセデスGT3などは無交換作戦、一方56号車GT-R、61号車BRZは4輪交換など、戦略が別れることとなったが、ルーティンピットを終えても52号車GRスープラは首位を独走。この52号車GRスープラの後方では、65号車メルセデスGT3、6号車86 MC、56号車GT-Rが2〜4番手で後半を闘う形となったが、この中で56号車GT-Rが怒涛の追い上げを見せ、52周目の13コーナーで6号車86 MCをパスし3番手に浮上し、タイトルの権利を手中に。
 レースは、圧倒的なペースで周回を重ね盤石のレースを披露した52号車GRスープラが優勝。しかし、タイトルには一歩届かず、65号車メルセデスGT3をもオーバーテイクし2位でフィニッシュした56号車GT-Rが、初となるシリーズチャンピオンを獲得することとなった。

 新型肺炎の影響で試練のシーズンとなった今季のSUPER GTだが、ドラマティックな劇的なシーズンフィナーレをもって、2020シーズンを幕を閉じた。

Po. Driver Machine Time Support
1 山本 尚貴 / 牧野 任祐 TEAM KUNIMITSU / RAYBRIG NSX-GT 1:40'38.010 NGK
2 平川 亮 / 山下 健太 TGR TEAM KeePer TOM’S / KeePer TOM’S GR Supra +5.940  
3 関口 雄飛 / サッシャ・フェネストラズ TGR TEAM au TOM’S / au TOM’S GR Supra +16.060  
4 塚越 広大 / ベルトラン・バゲット KEIHIN REAL RACING / KEIHIN NSX-GT +45.619 NGK
5 野尻 智紀 / 福住 仁嶺 ARTA / ARTA NSX-GT +50.414 NGK
6 平手 晃平 / 千代 勝正 NDDP RACING with B-MAX / CRAFTSPORTS MOTUL GT-R +52.705 NGK
7 佐々木 大樹 / 平峰 一貴 TEAM IMPUL / カルソニック IMPUL GT-R +59.682 NGK
8 立川 祐路 / 石浦 宏明 TGR TEAM ZENT CERUMO / ZENT GR Supra +1'02.593  
9 松田 次生 / ロニー・クインタレッリ NISMO / MOTUL AUTECH GT-R +1Lap NGK
10 国本 雄資 / 宮田 莉朋 TGR TEAM WedsSport BANDOH / WedsSport ADVAN GR Supra +2Laps  

NGKはNGKサポートチームです。

ページの先頭へ戻る